『ザ・ファーキン・ウイスキー・カンパニー』は、30年間ディアジオ社に勤務、その間クラシックモルト・シリーズ、レア・モルト・シリーズ、ジョニーウォーカー ブルー・ラベルなど数々の有名なシリーズを手がけてきた「マイク・コリングス」さんと、ロウ・カスクやブラック・スネーク等のシリーズでお馴染みの、ブラックアダー・インターナショナル社の「ロビン・トチェック」さんによって設立されました。二人の長年の経験から伝統にとらわれず自由な発想でウイスキーをボトリングしています。
ファーキンの4つのスタイルの中のひとつ、「ザ ファーキン レア」には、個性を持った色々なウイスキーが選ばれます。
2023年春のボトリングには「TEANINICH」が選ばれました。ファーストフィル・バーボンバレルの樽材とフレンチ・リムーザンオークの樽材で作られた”ダブル オーク カスク”をペドロヒメネスとオロロソのシェリーでシーズニングした特製の樽「ファーキン カスタム カスク」による熟成です。
ファーキンの樽選びでは、樽により別の風味を加えるのではなく、その原酒の良さを引き出す為にはどのフォーティファイド・ワインとの組み合わせが良いかという事を考えています。
このテナニヤックはペドロヒメネスとオロロソのシェリーがソウルメイトとして選ばれました。果実感と、活き活きとして元気を感じる味わいに、つい杯を重ねてしまうことでしょう。